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数日前


任を受けた二人は、現場近くに「組織」の協賛企業がないかを探した。そしてとある飲食店に協力を依頼する。
浅倉は客引きに扮して、インカムにつけた小型カメラで対象建物から出てきた人物を撮影、可能ならば店に誘導。
與倉は店のバックヤードで、浅倉からの映像を「S」の構成員サンプルと照合していく。
店に誘導できた者からは、接客のプロがそれとなく情報を引き出していた。
「対象ビルから三人出てきました。接触します」
「了解!大丈夫だとは思うけど、気をつけてね」
「ふふ、ありがとうございます。
──こんばんはー!これからどちらへ?よろしければこのお店などいかがでしょうか?
はい、はい、勿論です。ありがとうございます!
すいません、少々失礼しますね。
もしもし、お客様三名様ご案内いたします。はい、よろしくお願いします。
…お待たせいたしました、ご案内いたしますね。すぐそこですから」
「……これでよし、っと。
さっすが蓮ちゃん特製、顔照合システム!椛くんが送ってくれた映像とこのシステム
で誰がSの構成員か丸わかりだもんねー!
あとは照合結果を本部に送信して……任務完了!」
作戦当日
